オーギュスト・ロダンの名言 François-Auguste-René Rodin

偉大な芸術家は美を追求していくと、必ず自然の完全な美しさに到達するようです。

そして芸術家や偉大な足跡を残した人たちは、
思考するのではなく感じることを大切にしてきた人のように感じます。

現在の人間が構築してきた社会の中の教育では、
ロダンの言う立脚点、視点がそもそも間違っているのかもしれませんね。

正しいことの、美しいと感じるものの視点が、
人間が考え出すこと、作り出すことがすべてにおいて優先されるという観点。

それに何の疑問も抱かずに過ごしてきた結果が今現在です。

すべての起こることをポジティブに捉え、どんなことをも幸せと感じ、
すべての原因が我にありと発想することで今は幸せに生きられるでしょう。

これもままならないのが現状でしょうが、ただ自然の摂理に沿わないことをやり続けて、
自分たちの首をしめてることを、自然の寿命を縮めてることを、
それでよしと受け入れようとするポジティブ発想は非常に危険でしょう。

もちろんすべては私たちがしてきたことが、
そのまま鏡の法則に則って、自分自身に降り掛かっていることは事実です。

どれだけの人が、心底、一抹の疑問も不安もなく
今が最高に幸せ、最高の状態だと感じているのでしょう？

誰もが皆幸せを感じるために日々努力しているのに、
本当の幸せは一向に近づいて来ていないのだとしたら、
根本的な立脚点に、立ち戻ることが必要でしょう。

私たち人間が、今突き進もうとしている道は本当に正しい道なのでしょうか？
その先に私たちや子どもや孫、子孫が本当に幸せを感じる世界を創っていけるのでしょうか？

私たちの価値基準の立脚点。
間違いは正していかないといけません。
未来の子どもたちのために。

オーギュスト・ロダンさんのこんな名言もありました。

これまでに紹介したオーギュスト・ロダンさんの名言です。

（浜本 哲治）

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