二宮 尊徳の名言 にのみや たかのり

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積小為大(せきしょういだい)

二宮 尊徳 にのみや たかのり Takanori Ninomiya

江戸時代後期の経世家 農政家 思想家 1787〜1856


「積小為大」を表現した、
二宮さんの、こんな言葉もありました。

大事を成さんと欲する者は、
まず小事を務むべし。
大事を成さんと欲して小事を怠り、
その成り難きを憂いて、
成り易きを務めざる者は、小人の常なり。
それ小を積めば大となる。


万町の田を耕すもその技は一鋤ずつの功による。


大事を成就していくには、
小さな事を積み重ねていくのが、
最も早く確実に成っていく術です。

人間の価値観で、便利になったと考える世の中で、
どうかすると、このことも忘れ去られようと、
しているかもしれませんね。

いかに「楽」をして、
大きな事を実現しようかと、
考えることが多くなっているでしょう。

どんなに表面的に便利になっても、
例えば、人間の能力の向上は、
同じようにチャレンジを積み重ねること以外に、
それを実現させることはできません。

どんなに便利なものができても、
どんなに大きなものを作っていくにも、
その原点は、小さなものの積み上げです。

従って、常にそれを積み重ねていく覚悟があれば、
便利なものがなくなったとしても、
また、どんな障害が現れたとしても、
事の成就に至ることができるでしょう。

今の人間界では、
便利なものが使えなくなると、
途端に事の成就も諦めてしまう。
そんな傾向も強くなっています。

ぜひ、常に原点を知り、
どんなものも、その積み重ねであること、
いつでもその原点の積み重ねをしていく、
覚悟があることを確認しておいてください。

それでこそ、どんな壁にも、
諦めることなく、事を成していく、
実現力が高まっていきます。

二宮さんの、こんな言葉もありました。

人道は一日怠れば、
たちまちすたれる。


道徳のない経済は犯罪である。
経済のない道徳は陳腐である。


誠実にして、
はじめて禍を福に変えることができる。
術策は役に立たない。


心の田畑さえ開墾ができれば、
世間の荒地を開くこと難しからず。


(浜本哲治)

二宮尊徳生家 Wikipediaより
二宮尊徳生家 Wikipediaより