稲盛 和夫の名言 Kazuo Inamori
人は、自分で望んで生まれたわけでなく、偶然のように思えるが、決してそうではない。
誰もが、宇宙のため地球のために必要だから生まれてきた。
世のため人のためにあなたの存在が必要だった。
従って世のため人のために尽くすのが人生の目的なんだ。
才能を私物化してはいけない。
稲盛 和夫 Kazuo Inamori
実業家 京セラ・第二電電[現KDDI]創業者 1932~2022
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人間がこの世に生を受けるには、一説によると魂が自ら自分の身体、その生涯を選んで生まれてくるという説があります。
天命があり、天賦の才を与えられ、運命によって導かれる人生を考えると、あながち間違いではないでしょう。
そして自然を見ていても分かるように、自然の摂理、法則では100%が目的を果たしたり、天命を全うすることはなく、良くて20〜30%ですが、自然の摂理を感じられなくなっている人間界においては、僅か数パーセントというのが現状の姿でしょう。
そして人間にも一人ひとりに個別の身体と心があるように、自然には一切の無駄がありませんから、天命と天才もすべて授け、それをどう果たすかだけそれぞれの自由に任せられています。
可能性はすべての人にあるということです。
また有名になった人だけが天才を発揮しているわけでもありません。
無名であっても天才を発揮している人は数多くいますが、天才を余す事なく発揮している人は異口同音にこの名言のような自然の摂理について話します。
これは天才を発揮してそれを極めようと追求していくと、どうしても自然の摂理と向き合うことになるからですね。
あなたの天才、天職を通して自然の摂理を体感するレベルにまで追求することこそが、天才を磨き輝かせることです。
そしてその過程で天才を私物化してはならないことも実感することになるのでしょう。
あなたに与えられた天才を自分のためだけに使っていると、その天才が本領を発揮することも輝きを増すこともありません。
生きていくことはもちろん大切なことですが、生きていくためにあなたの天才を使おうとするから、生きていくことに汲々とすることになるんです。スケールの小さい天才の発揮にしかならないんです。
自然の摂理の中では、あなたの天才を一人でも多くの人の幸せのために使うというベクトルになれば、生きていくことに何の苦労もなくなります。天才のスケールも違ってきます。
この天才の使い方、向けるベクトルが違っていて苦悩を抱えている人も多いです。
そしてベクトルが変わるだけで比べものにならないほど人生そのものが光り輝いてきます。
自然の摂理を体感するまでにあなたの天才を追求すること、その天才を世のため人のためというベクトルで活用すること。
あなたの天才の発揮、輝きのための非常に大切なポイントですね。
今すぐにでも取りかかれることです。
限られた時間、人生です。同じ時間、人生を生きるのでしたら、与えられた可能性を最大限活用して、どうぞあなた自身が、あなたの心が納得する人生にしてください。
稲盛 和夫さんのこんな名言もありました。
複雑な問題を解決するには、まず自分の心の次元をひとつ高めて物事を見ることが必要なのです。
稲盛 和夫の名言
ある時、劣等感にこり固まらずに、自分の欠点を素直に受け入れ、それを克服する努力をしようと決心しました。
そうすれば、挫折感を味わうこともないと考えたのです。
稲盛 和夫の名言
私たちは決して苦痛や悩みから解放されることはありません。
しかし最悪の場合さえも明るさを失わず、明日に希望をも持つように努力することは出来るのです。
稲盛 和夫の名言
強い情熱とは寝ても覚めても、二十四時間そのことを考えている状態です。
実際に二十四時間考えつづけるのは不可能でしょう。
しかしそういう意志を持ちつづけることが大切なのです。
そうすれば願望はいつしか潜在意識に到達し、寝ても覚めてもそのことに意識を集中しつづけることができるようになるのです。
稲盛 和夫の名言
不運なら、運不運を忘れるほど仕事に熱中してみよ。
稲盛 和夫の名言
これまでに紹介した稲盛 和夫さんの名言です。
(浜本 哲治)