稲盛 和夫の名言 Kazuo Inamori

稲盛 和夫(Kazuo Inamori)Wikipediaより

ひとつのことに打ち込み、それを究めることによって、人生の真理を見出し、森羅万象を理解することができる。
ひとつの仕事や分野を深く追求することにより、すべてを知ることができる。
広くて浅い知識は、何も知らないことと同じだ。

稲盛 和夫 Kazuo Inamori

実業家 京セラ・第二電電[現KDDI]創業者 1932~


稲盛和夫さんの経営の根幹を為す「稲盛経営12ヶ条」というものがあります。

稲盛経営12ヶ条

1.事業の目的・意義を明確にする
2.具体的な目標を立てる
3.強烈な願望を心に抱く
4.誰にも負けない努力をする
5.売り上げを最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
6.値決めは経営
7.経営は強い意志で決まる
8.燃える闘魂
9.勇気をもって事にあたる
10.常に創造的な仕事をする
11.思いやりの心で誠実に
12.常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で経営する


実にシンプルで素晴らしいものですね。

経営も夢の実現も、近道や楽な道はありません。
シンプルな当たり前のことを、いかにやり続けられるか。

奇をてらって、真理や摂理に沿わないことをやっても、一時的に上手くいくことはあっても永続させることは出来ません。

ただ決して、人間界の実体のない常識や慣習に囚われることではありません。
普遍的な自然の摂理に沿った、当たり前のことを当たり前にこなすことです。

そしてシンプルなことほど難しく感じてしまう心は、人間界の常識などに囚われていないかを検証してみた方がいいかもしれません。

あなたの夢を実現していくこと、天賦の才、天才を磨いていくことは、もちろん出来るだけ一点に絞り込み、それこそシンプルにしていく必要があります。

あれもこれもと欲張ってみても、結局何も実現せずに終わってしまいます。

またひとつの夢、ひとつの天才にも、それを実現するため、レベルを上げるために必要な色んなパーツがあります。

例えばアスリートであれば、技術もさることながら、筋力やメンタルなどの強化も必要になりますね。

こういうものをひとつずつどれだけのレベルに高められるかが、全体のレベルアップに繋がっていきます。

チームや組織を作るときもそうですが、平均がいくら集まっても強いチーム、組織にはなっていきません。

特に日本ではチームワークや和をまず求める傾向にあって、全体の平均を高めることが強くすることだと勘違いしている指導者も多く見かけますが、これではチームは強くなりません。

個の特徴を生かした、個のレベルを高めることが先で、それをチームとしてまとめる過程で初めて高いレベルのチームワーク、和が生まれるものです。

すぐに短所矯正にはしり、突出したものを育てる土壌のない日本人の象徴的な特徴ですね。

あなたの夢や天才も同じです。
すべてのパーツをそこそこのレベルにして、総合力と言えば聞こえがいいですが、中途半端な状態で勝負しようとしても実現が加速したり輝きを放つことはありません。

パーツもある期間なりタイミングにとことん集中して、まさに極めるレベルを目指して高めていくことです。

どんな小さなことでもいいんです。
ひとつのことを狂気と思えるほどに追求していってみてください。

この言葉にもあるように真理や摂理が見えてきます。

ひとつの分野、パーツで真理や摂理を感じられるほどまで追求できたことは、必ず他のことの追求にも活かされてきます。

社会環境や教育環境の影響もあって、一点に集中して追求することが日本人は本当に下手ですね。

色んなことをそこそこにでは、あなたの天才が磨かれることはありません。

もちろん例えに出したアスリートの筋力が、際限なく向上することはありませんが、高いレベルの筋力が生み出すパフォーマンスはアスリートを別世界に連れていってくれます。

あなたの絞り込んだ何かひとつが、あなたの天才を必ず次の高いステージにいざなってくれることになりますよ。

パーツを極めて別次元に!
どうぞこの手応えを感じてください。

これまでに紹介した稲盛和夫さんの言葉です。

(浜本哲治)

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