ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの名言 Johann Wolfgang von Goethe

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)Wikipediaより

一本の美しい木ほど神聖で模範的なものはない。

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ Johann Wolfgang von Goethe

ドイツの詩人 小説家 劇作家 1749~1832
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


ヘルマン・ヘッセさんの言葉の中にも「一本の美しく強い木ほど神聖で模範的なものはない」があります。

偉大な科学者、芸術家、詩人などが異口同音に言うことが自然の偉大さです。

どんな分野であれ極めていこうとすると、どうしても自然の摂理に辿り着きます。
逆に言えば、そこまで辿り着いていないのだとしたら、まだまだ追求が足らないということでしょうね。

もっと言えば、あなたの天賦の才の研磨や夢の実現は、自然の摂理を感じる方向に追求していけば発露も実現も早くなると言うことです。

今日本だけでなく、世界的に異常気象が頻発しています。
また「ストレス爆発」と言われる現象も人間界の中で多発してきているようです。
人間の脳を含めた身体のことで言えば、ストレスが爆発する現象は食べるものに尽きます。

今、特に日本で本当に自然のままに育った野菜を食べている人は、ほとんどいなくなってしまっているでしょう。

お米で農薬や肥料を使ってないものはほとんどありませんし、野菜も家庭菜園でさえ堆肥を使ってしまっている現状ですからね。

スーパーに並ぶ野菜は、もうずいぶん前から加工食品化しています。

こういう食の問題も含め、異常気象や人間の病は自然界の警鐘と感じるべきでしょうね。

自然との共生は、今人間がしなければならない喫緊の最重要なことでしょう。
ところが自然との共生を考えている人でさえ、どうすればいいのかが分かっていないのが今の現状でしょう。

木を植えることも草花を育てることも大切ですが、本当の自然との共生は人間が出来るだけ自然のままの状態を邪魔しないことです。

自然から離れ過ぎて、人間は自然がどういうものかも忘れ去ってしまっています。

自然を身近で学ぶのに最適なのは、まさにこの言葉にあるように一本の木に学ぶのがいいでしょう。

自然な状態であれば草花からも充分学べますが、自然のままが少ない上に季節によってはその姿が見られなくなりますから、やはり大きな木がいちばんですね。

ぜひあなたの年齢以上の木に、自然とは何か、自然のなかで生きるとはどういうことか、天賦の才を磨くにはどうしたらいいのかをその生き様から学んでください。

これだけの自然からのメッセージを受けていますから、学んでいくこと価値観を変えることをしていかないと、人間界はたいへんなことになるのは火を見るより明らかなことです。

ただ、それにさえ気づいていない人が多いのが気がかりですね。

人間界でどんな優秀な人の教えを受けるより、一本の木から学ぶことの方が遥かにあなたの天賦の才を磨けることは、これまで偉人と言われてきた多くの先人が言ってきたことです。

目の前の日常的な問題をどうにかする言葉も大切ですが、根源的なことをこそ先人たちに学ぶべきでしょう。

自然を知るには、大前提として地球にも命があるということを理解しておくことです。
人間が生きているように、植物や動物が生きているように、地球も生きています。
そしてやはり人間に心があり意思があるように、植物にも動物にも心があり意思があります。
地球も全く同じです。

意思のある命、生きものが、自分の命の危機を感じたら、その命を守ろうとするのは至極当然のことですね。

どうぞ一本の木と友達になって毎日学んでください。
今、最優先の学びですね。

自然との共生。
あなたの心と身体の健康。
あなたの天才の研磨。
あなたの夢の実現。

すべての教えがそこにあります。

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテさんのこんな名言もありました。

光が多いところでは、影も強くなる。

ゲーテの名言

現実を直視する心に、本当の理想が生まれる。

ゲーテの名言

拒絶するのに多くの言葉を費やす必要はない。
相手はただ否という一言を聞けばよいのだから。

ゲーテの名言

一つのことが万人にあてはまりはしない。
めいめい自分にふさわしい流儀を求めよ。

ゲーテの名言

われわれは結局何を目ざすべきか。
世の中を知り、それを軽蔑しないことだ。

ゲーテの名言


これまでに紹介したヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテさんの名言です。

(浜本 哲治)

ライプツィヒにある、若き日のゲーテ像 Wikipediaより
ライプツィヒにある、若き日のゲーテ像 Wikipediaより

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