松下 幸之助の名言 Konosuke Matsushita
自然の知恵から見れば、人間の賢さも愚かさもタカが知れている。
その僅かな知恵の幅の中で、いささかの賢さを誇り、いささかの愚かさを卑下してみても何になろう。
松下 幸之助 Konosuke Matsushita
松下電器産業創業者 1894~1989
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
物作りや経済を追求していっても、やはり最後に辿り着くのは自然の偉大さを知ることになりますね。
これは偉大な科学者、哲学者、芸術家、経営者が異口同音に言っていることです。
逆に言えば、自然の偉大さを学べば何をやっても上手くいくということです。
そしてどうぞ子どもたちにも自然に触れさせてあげてください。
ここで問題になるのは、すでに子どもを導く大人が本当の自然を知らないということですね。
買ってきた土に、買ってきた種子や球根を蒔いて、肥料をあげて、消毒までして、水まであげなけれならないようにして育てるものから、本当の自然は学べません。
野菜などの作物は、土は耕さなくて、水もあげなくても、肥料も与えずに、消毒などをしなくても立派に育つのを知っていますか?
私はそうやって育てています。
作物を育てるのに、大掛かりな機械を使ったり、重労働をしなければ育たない。なんて思っていたら、いつまでも本当の自然は学べないでしょう。
子どもに自然に触れさせるのに、わざわざ遠くの山に連れていくことはありません。
目の前の木々を、雑草を見せてあげるのがいちばんです。
自然を本当に学ぶのであれば、毎日仕事をするように、毎日勉強をするように、毎日自然を学ぶことをした方がいいでしょう。
いやもしかしたら、仕事をすること、勉強をすること以上に大切なことかもしれませんね。
松下幸之助さんがおっしゃっているように、自然の叡智は人間の想像をはるかに超えています。
それを学ぶことが出来れば、知識の幅はもとより、人間の器を大きくすることにもなっていくのだと思います。
どんな場所にも本当の自然はあります。
どうぞその自然から学んでください。
今日がそのきっかけの日になることを願って止みません。
松下 幸之助さんのこんな名言もありました。
いくつになってもわからないものが人生というものである。
わからない人生を、わかったようなつもりで歩むほど危険なことはない。
松下 幸之助の名言
自分の仕事は、人の助けなくして一日も進み得ないのである。
松下 幸之助の名言
小利口に儲けることを考えたらあきません。
世の中にぼろいことはないから、結局流した汗水の量に比例して成功するわけですわ。
汗もかかずして、成功するということもたまにはありますけど、それはきわめて僥倖な人で、普通はない。
松下 幸之助の名言
人の言に耳を傾けない態度は、自ら求めて心を貧困にするようなものである。
松下 幸之助の名言
とにかく考えてみることである。
工夫してみることである。
そしてやってみることである。
失敗すればやり直せばいい。
松下 幸之助の名言
これまでに紹介した松下 幸之助さんの名言です。
(浜本 哲治)
商店街にある松下幸之助創業の地(パナソニックグループ発祥の地)への案内看板 Wikipediaより