イチローの名言 Ichiro
高い目標を設定し、日々できること、しなければいけないことを地道にやる。
それが苦にならないのは、好きなことをやっているからだ。
イチロー Ichiro
プロ野球選手 メジャーリーガー 1973~
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
天才の名を欲しいままにしているイチローさんですが、本人は一般的に言われている天才という言葉で語られることには否定的です。
彼は色んな言葉の中で、小さなことを積み上げることでしか夢を実現する方法はないと言っています。
これは彼自身が小学生から中学生まで、ほぼ毎日のようにバッティングセンターに通い詰めていたという逸話からも伺うことが出来ます。
ただ、この毎日の小さな積み重ねは間違いなく大切なことなのですが、どういうものを、どういう心で積み上げていくか。この部分も非常に大切なことです。
ただ単に積み重ねる、続けるだけでは実現できることに限界があります。
例えば私自身も、小学校の1年生から中学卒業までほぼ毎朝ランニングをしていました。
高校時代は足腰を鍛えようと、一日中足首に鉛の重りを付けて生活もしていました。
これは今ではあまりお勧め出来ませんが。
もちろん高校時代の積み重ねは自分自身の意思でやったことですが、ランニングはやらされていたものです。嫌々やっていました。
それでも高校、大学と日本一を争うレベルまでは到達出来ましたから、何も積み重ねないよりはいいのですが。
イチローさんとの決定的な違いは、やはり自分の好きなことを目標を明確にイメージして「嬉々として」やるべきことを積み重ねているかどうかです。
この違いは本当に大きな差を生みます。まさに雲泥の差ですね。
そして言葉の冒頭の「高い目標を設定する」
目標を高いものに設定出来るかどうかは、やはりやることをどれだけ愛せているか。ここに尽きるでしょう。
好きでもないこと、愛せていないものではイメージが明確にもなりませんし、夢が膨らむこともありませんから、高い目標を設定して日々やるべきことにブレイクダウンしていくことはなかなか難しいでしょう。
もちろんイメージ出来ていないこと、好きでもないことに向かって、やるべきことが続けられることはありません。
それを続けさせるには、恐怖感を与えて無理矢理やらせることぐらいしかないでしょう。
また好きなことと、そうでないことの日々積み重ねるものの質も全く違ってきます。
イチローさんと私たちに与えられた一日の時間は全く同じです。
アスリートの身体や、基本的な能力はたくさん見てきましたが、元々持っている能力に、私たちと大きな差があるわけでもありません。
差があるのは、何をどう積み上げていけたか。
ただただそれだけです。
やるべきことを嬉々として毎日毎日積み重ねられたら、あなたの天才も輝いてくるということですね。
イチローさんのこんな名言もありました。
打てない時期にこそ、勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。
勇気を持ってバットから離れないと、もっと怖くなるときがあります。
そういう時期にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。
イチローの名言
メジャーリーガーの凄いところは、一度「あ、すごい選手だ」と認めたら、
2,500本もヒットを打っている選手でも聞きに来ます。
それが偉大な点ですね。
イチローの名言
キャンプでいろいろと試すことは、ムダではありません。
ムダなことを考えて、ムダなことをしないと、伸びません。
イチローの名言
これまでに紹介したイチローさんの名言です。
(浜本 哲治)
ヤンキース時代のイチロー(2012年7月)Wikipediaより